ヒサカキ(ツバキ科)
噴火口の中、暗めの森、潮風が吹き付ける海岸など、あらゆる環境にたくましく生きる植物。その適応力には、驚くことが多い。葉が厚く光沢があり、春には独特な香りを放つ花を咲かせる。北海道と青森以外の日本中に生息していると言われる。大島ではサカキの代わりに神棚に供える。
場所 三原山周辺・森・民家周辺・海岸
季節 春(花)

火口の中で、絶賛成長中(写真右下の緑の塊)(2024/12/23 撮影)

火口一周コースでも年々数が増え大きくなっている(写真右下の緑の塊がヒサカキ)(2024/12/23 撮影)

森では6〜7mの高さに伸びている。(2024/12/1 撮影)

海岸では地面に這いつくばって生きている!(2025/4/2 撮影)

溶岩の隙間に落ちたタネも、わずかな光でしっかり成長する。(2025/4/10 撮影)

春に独特なにおいの花「ガス漏れの匂い」「タクワンの匂い」「味噌ラーメンの匂い」という意見が多い。花色はクリーム色が多い(写真は雌花)(2017年4月4日 撮影)

ピンク色の混ざった雌花(2025/4/4 撮影)

ピンク色の雄花。ピンク色のものは時間の経過とともに赤みが減る傾向があるようだ。(2025/4/4 撮影)

ツヤツヤの厚くて丈夫な葉を伸ばす。(2025/4/2 撮影)

実は熟すと黒くなる。甘いけれど、えぐみが強い。(2023/10/7 撮影)