チシオタケ(キシメジ科)
死んだ木を分解し、土に返す役割を持つきのこ(木材不朽菌)。キノコ好きな人たちの間で絶大な人気を誇るらしい。新鮮なうちにきのこを傷つけると血のような色の汁が出るらしいが、傷つける気になれないほどの可憐さ!9月から10月の雨の日に、森を歩くと出会える可能性あり。
(写真は全て2024年10月5日〜10月6日)

単体ではなく、まとまって出てくる。

ピンク色のクラゲみたいで、超カワイイ!傘の大きさは1.5cm前後。

傘の縁がギザギザに垂れ下がり「フリンジ」と呼ばれる形になっている!

長年「樹海」と呼ばれる溶岩の森で頑張ってきた木(オオバヤシャブシ)に、チシオタケが出ているのを見て、その木が寿命を終えたことを知った。きのこのかわいさと共に、生命の循環を感じる神々しい風景だった。